
米国株投資のリスクを恐れる人「米国株投資を始めたいけど、リスクがあるなぁ。投資にリスクは付きものだけど、、、世界トップクラスのアメリカ大企業に投資して儲かりたいなぁ。リスクを回避する方法を知りたいな…。」
こういった疑問に答えます。
✔️本記事の内容
- 投資初心者に米国ETFがおすすめの理由
- 米国ETFの3つの特徴
- 米国ETFを購入するときの3つの注意点
この記事を書いている僕は、2020年3月から米国株投資を開始しました。
現在は8銘柄ほどの米国株と米国ETFに投資しつつ、15万円ほどの利益が出ています。
本記事では、今回は米国株投資のリスク分散について解説しました。
投資初心者に米国ETFがおすすめの理由

投資初心者なら迷わずに米国ETFに投資しましょう。ETFとは上場投資信託のことであり「Exchange Traded Funds」の頭文字からETFと呼ばれています。
取引コストとリスクは出来るだけ低いほうがいいです。この条件を満たす商品の1つが米国ETFです。
米国ETFなら、大きな利益を得ることは期待できないですけど、ゆっくりと将来に向けて投資したい人の強い味方になります。
米国ETFの3つの特徴

- リアルタイムで取引ができる
- リスクを分散できる
- 低コストで運用できる
①リアルタイムで取引ができる
一般的な投資信託との違いは、上場しているため、普通の株と同じように価格の推移を見ながら株式市場で売買できます。
投資信託の取引価格は、1日1回夜に確定する基準価額が適用されるので、注文を出した時点では約定代金がいくらになるか分からないです。その場で約定代金を知りたい人にはETFはおすすめです。
②リスクを分散できる
投資信託は株価指数を構成する多くの銘柄でポートフォリオが組まれているため、1つの銘柄に投資する場合よりもリスクを分散できます。米国ETFの構成銘柄はさまざまなので、米国ETFを1本購入するだけで自動的に分散投資が可能です。
例えば、アップル単体の株に投資しようとすると1株で350ドルです。しかし、QQQというETFはアップルやマイクロソフトやアマゾンで構成されており、1ETF 245ドルで投資できます。
大きな利益は出ないけど、これがリスク分散でありETFのメリットです。
③低コストで運用できる
米国ETFはインデックス指数を対象としているため、経費率(信託報酬とほぼ同義)が安く設定されています。一般の投資信託の信託報酬に比べても、米国ETFの経費率は安いです。
米国ETFの主なコストである経費率は、保有する期間中継続的に発生します。
なので長期保有することを前提に米国ETFに投資するなら、経費率の低さは大きなメリットになる。
米国ETFを購入するときの3つの注意点

個別銘柄とは違い、米国ETFは1回の投資でリスクを分散しながら、米国株に特色であるインカムゲインのメリットも得られます。米国ETFのメリットを活かした投資を実現するには、銘柄の選び方にいくつかの注意点があるので、忘れずに確認しよう。
- 自分の投資スタイルに近い米国ETFに投資
- 高い利回りの米国ETFが良いとは限らない
- 米国ETF投資でも価格変動リスクを忘れない
①自分の投資スタイルに近い米国ETFに投資
米国ETFのポートフォリオは、それぞれに特徴があります。主な例は以下の通りです。
- 高配当利回り銘柄ばかりを対象とした米国ETF
- S&P500構成銘柄でポートフォリオを組んだ米国ETF
- S&P500対象銘柄のうち高配当利回り銘柄、または成長株を集めて構成された米国ETF
- ナスダック上場銘柄のうち時価総額上位100銘柄を集めた米国ETF
最初に自分の投資スタイルを決めて、その投資スタイルに近い特徴を持つ米国ETFを選ぶと手間がかからないですよ。
②高い利回りの米国ETFが良いとは限らない
米国ETFには利回り(30日)が8%、9%にもなる高利回り銘柄が存在するが、利回りの高さだけに着目して銘柄を選ぶのは危険です。
高利回りを米国ETFの銘柄選びの基準にする際には、利回りが高すぎない銘柄、せいぜい5%程度までの銘柄を選んでおくのが無難。5%以上の場合でも、S&P500やナスダックなど、質の高い企業が母集団になっているETFなら比較的安心できます。
③米国ETF投資でも価格変動リスクを忘れない
また、米国ETFは多くの銘柄に分散投資をするためリスク分散になるとはいえ、価格変動リスクがなくなるわけではないです。米国株式相場が下落すれば、米国株式を組み入れているETFの基準株価も下落します。米国ETFといえども、万能ではないことを覚えておきましょう。